Interview

「AIに頼りすぎない」エンジニアへ。地方大学生が挑む、最前線のWeb開発インターン

今回は、サムライテクノロジーズ システム開発部で長期インターンとして活躍しているOさんにインタビューしました。 名古屋の大学で情報工学を学びながら、フルリモートで複数のWebプロダクト開発を担当。生成AIを駆使しながらも「AIに依存しないこと」を強く意識していると語ります。 AI時代に求められるエンジニアとは何か?学生のうちから実務に挑戦する価値とは何か? 率直な想いを語っていただきました。

※インタビューは2026年3月時点の内容です

Q

まずは自己紹介をお願いします。

現在は名古屋の大学で情報工学を専攻しています。いわゆるITやプログラミングを中心に学んでいて、4月からは大学4年生になります。 将来的にはAI分野に進みたいと考えていて、特にLLMなどの仕組みを学術的にきちんと理解したいと考えています。

Q

サムライテクノロジーズに応募したきっかけを教えてください。

もともと長期インターンとしてWeb開発に関わりたいと思っていました。ただ、名古屋だとWeb系企業があまり多くなく……。車関連の企業が中心のため、純粋なWebシステム開発をやれる環境はほとんどありませんでした。 それであれば、関東の企業でリモートワークとして働くところはないかと考え、求人サイトを見ていたときに、「まさに自分が探していた条件が揃っている」と感じたのがサムライテクノロジーズでした。 なかでも魅力に感じたのは次のポイントです。 ・Web開発にしっかり関われること ・生成AIなど最新技術を活用した開発ができること ・開発の実務経験がなくても挑戦できること(未経験OK) ・学生でも受け入れてもらえること これらが全部そろっている求人は、体感としてほとんど見つからなかったです。なのでサムライテクノロジーズの募集は、条件面でも内容面でも“ドンピシャ”でしたね。「ここしかない!」と思い、即応募しました。

Q

もともとWeb開発に興味があったのですか?

ありましたね。きっかけは、Web開発の会社で働いている友人がいて、「Web開発って面白いし、ちゃんと収益にもなる」と聞いたんです。 それに影響を受けて、私もJavaScriptやHTMLを触ってみるところから始めました。特にWebは自分で作ったものをすぐ公開できるのが魅力です。友人に見せたり、改善したり。その気軽さが楽しかったですね。 ただ、個人開発だけだとどうしても“自己満足”で終わってしまう。 「これをどうやってお金にするのか」 「どうやって世の中に届けるのか」 といったマーケティング視点も養いたいと思うようになり、実際にWeb開発を行っている企業で経験を積みたいと考えました。

Q

現在の業務内容を教えてください。

現在は、主にWebシステムの開発を担当しています。GCPを使ったクラウド環境での開発や、検索システムの構築、AIを活用した機能実装などです。すでに3~4つのプロダクト開発に携わっています。 私自身は開発経験が乏しいため、基本的には益田さんがアイデアを出してくださって、それを私が形にしていくといった流れで進めています。 ただし、すべて言われた通りに作るわけではなくて、仕様や機能については私なりに意見も述べて議論をしながら進めています。

Q

社内コミュニケーションはどういった形で行っていますか?

リモートワークなので直接的なコミュニケーションができないため、就業時間中はGoogle Meetを常につなぎっぱなしにしています。画面共有も基本オンです。そうすることで、いつでも話しかけられる状態を作っています。 益田さんとは、「これどう思う?」「この仕様どうする?」 といったカジュアルなやり取りを頻繁にしています。 私の意見もちゃんと聞いてもらえるので、とてもやりやすい環境です。

Q

仕事で難しさを感じるのはどんな時ですか?

一番難しいのは「仕様決め」ですね。コードそのものは生成AIがかなりサポートしてくれます。ただし、「どういうルールで動く仕組みにするのか」という設計部分は、人が決めなければいけません。 たとえば、ユーザーと提供側の間にどんなルールを設けるのか、想定外のケースが起きたときにどう処理するのか、などです。 こうした設計は、後から大きな影響を与える部分でもあるので、簡単には決められません。 「この場合はどうなる?」 「別のケースでは?」 といったように、次々と検討事項が出てきます。 考え始めると本当に終わりがなくて、「これで大丈夫かな」と何度も立ち止まります。正直、大変ですが、その分ちゃんと自分がサービスの土台づくりに関わっている実感を持てるのはやりがいに感じますね。

Q

生成AIはどのように活用していますか?

正直に言って、生成AIの進化は衝撃的です。開発スピードは、以前とは比べものにならないくらい上がっています。 これまでなら何時間もかかっていた実装が、今は一気に形にすることができます。「まずは作ってみる」というハードルが一気に下がりましたね。 その結果、「作ってみる → 試す → 壊す → もう一度作る」というサイクルを、驚くほどの速さで回せるようになったんです。もしこれを人の手だけでやろうとしたら、正直心が折れていたと思います。 しかし、AIのおかげで、新しいことにも挑戦できるし、どんどん改善できる。今の開発スタイルは、まさにAIがあってこそ成り立っていると感じています。 一方で、私が一番強く意識していることは「AIに依存しすぎないこと」です。生成AIは答えを提示してきますが、その答えが必ずしも正しいとは限りません。間違っていることもありますし、前提条件がずれていることもあります。 そして、もし不具合や問題が起きたときに責任を取るのは、AIではなく人間です。そこは絶対に忘れてはいけないと思っています。 たとえAIが出してきたものであっても、「なぜこの設計にしたのか」「なぜこのコードで動いているのか」といったことを、自分の言葉で説明できる状態にするようにしています。最初から完璧に理解できなくても、後追いでもいいから必ず理解する。 AIはあくまで“強力な補助ツール”であって、思考そのものを手放していい存在ではないと思っています。 もし考えることをやめてしまったら、自分自身の成長も止まってしまう。だからこそ、便利さに甘えすぎないことを常に意識しています。

Q

AI時代に求められるエンジニア像とはどんな人でしょうか?

単にコードを書けるだけの人は、正直これから厳しいと思います。 大事なのは、 ・目的を理解すること ・ビジネス視点を持つこと ・AIを使いこなしつつ、依存しないこと だと思っています。 「なぜ作るのか?」「誰のためなのか?」 そこを考え続けられる人が生き残るのではないでしょうか。

Q

今後の目標を教えてください。

短期的には、今作っているプロダクトを世に出して、多くの人に使ってもらうことです。技術だけでなく、マーケティング視点も持ちながらリリースしていきたい。 長期的には、AIやLLMの研究にも関わっていきたいですね。そして、それを活かしたシステム開発を続けていきたいと思っています。 学生のうちは、サムライテクノロジーズで挑戦を続けたいです。面白いこと、好きなことを、本気でやっていきたいですね。